Vol.126 再びNY Travel Record_2*優しさ
カテゴリ : WKR MAGAZINE
Written By: WKR EDITORIAL
海外に行ったり、日本でも外国の方とすれ違ったりするときに
彼らは必ず、” 戸 ” を次の人のために押さえておいてくれます。
とっても素敵な風習だと思う。
そして、そこには必ず「ありがとう」「どういたしまして」があるのです。
コミニュケーションがあるの。

外国に行きだした19歳頃から、すごくそれが気になって
戸を次の人のために押さえるようになりました。
日本人に多いのは、” いかに触らずにすり抜けるか ”
本当にたくさんがこのタイプなのですよ。悲しい事に。
おじさんもおばさんも、サラリーマンもOLさんも
若い男の子も若い女の子も。。。
もちろん、きちんと押さえてくれる方もいらっしゃいます。
後ろの方を気にかける方もいらっしゃいます。
でも、そうじゃない人の多い事…
なぜなんでしょう?
日本人に潔癖の人が多いから?
引き戸の文化だったから?
まったくわかりません。

今回、NYでバスに乗っていた時
ちょっと汚い格好をした黒人の男性が斜め前に座っていました。
彼はおもむろに、オレンジを取り出し皮をむき出しました。
皮はぼとぼとと落として、むしゃむしゃ食べていました。
ひぃ、自由すぎー!!!! と思いつつ、
オレンジの香りでさわやかになったバスを降りようとひもを引きます。
バス停に着くと、その自由な彼も立ち上がり先に降りました。
そして、後から降りる私たちのために戸を押さえていてくれたのです!!!!
ありゃ?
オレンジの皮は床に捨てるけど、戸を押さえていてくれる心の優しさ。
不思議なの。染み付いているのかな?
むかーし、クレープ屋でバイトしていた頃
目の前のベンチで食べている男の子が、すぐそばにゴミ箱があるにも関わらず
ベンチの下にクレープの巻き紙を捨てていました。
なぜ?なぜ?どして??
と、憤慨していたけど、その子もほかのところでは優しさを発揮していたのかな?
なんて、思ってみたり…

考えるとぐるぐるしちゃいますが
まずは後の人のために戸を押さえる優しさが増えると
もう少し日本も良くなるんじゃないかなぁと思うのです。
海外から学ぶことって、意外と多いですよね。
逆に日本の良さを改めて感じたりとか。
旅って、やっぱり刺激的です。
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